名盤レビュー ロックンロール70
今回はモップスのロックンロール70を。
ヒッピーっぽい
ファーストでのガレージサイケからハードロック寄りガレージロック(例えるならブルーチアーやステッペンウルフ)が聴ける1枚。
半分くらいカバー曲で、やはりアニマルズをやっている。
歌詞は全て英語、オルガンでゴールデンカップス(後にゴダイゴ)のミッキー吉野参加。
カバー曲だけ解説を。
先ずはオリジナル曲の参加。
ロックンロール〜グッドゴリーミスモリー〜のっぽのサリーはオリジナル曲のロックンロールを歌いグッドゴリーミスモリー(リトルリチャードのカバー)を入れ、またロックンロールを歌い、のっぽのサリー、というミッチライダーとデトロイトホイールズ的な1品。
マイベイブはブルースのスタンダードでリトルウォルターやボディドリーがやっていた。
朝日のあたる家は御存知アニマルズのヒット曲。ベンチャーズでも有名か。間奏に尺八を鳴らしててシブイ。
ガレージパンクなオリジナル曲の京子を挟んでアイムアマンはスペンサーデイビスグループの方。シカゴでも有名か。ブルコメの長い髪の少女もこのアイムアマン的な仕上がりで良い。
ジェニジェニ70はまたもやリトルリチャードの曲。和製ポップス/ロカビリー時代にも歌われてた人気曲。70と付くのはミッチライダーとデトロイトホイールズに対抗したか。
エリナーリグビーは御存知ビートルズの名曲。ヴァニラ・ファッジのカバーも有名か。
オリジナル曲2曲挟んでジャストライクミー。ポールリヴィアとレイダースのヒット曲のカバー……ではなくホリーズのデビュー曲のカバー。
最後はアニマルズ(ホント好きねぇ)のクラブアゴーゴー。軽快に〆る。
なんかサイケっぽい画。
これはヘヴィーサイケ的な1枚。これは良い。
初期のブルーチアーやステッペンウルフと合わせてどうぞ。
今回はこんなもんで終わり。
今回オチは無し