名盤レビュー One Step Beyond

今回は名盤レビュー、との事で、
Chocolate Watch BandでOne Step Beyondです。

最初の2枚がガレージ/サイケで有名ですがあえてコレをレビューしてみましょう！

本編はほぼハードロック寄りガレージです。
このsundazed盤にはインタビューが載ってましたが3曲目のDevils MotorcycleにはMoby GrapeのJerry Millerが参加してるとの事。

4曲目は唯一のカバー曲ですがBlue Cheerを思わせる一品。かっこいい。

5曲目のFlowersは唯一の遅い曲。Electric Plunesの3、4枚目のアルバムを思い出す人も居るはず。

ではボートラ行ってみましょう！

8、9はRiot on sunset strip(サントラ)収録曲。
（Big Beat盤のソレはStandellsのレアリティーズとカップリングされててお徳！）8曲目のDon't Need Your LovinはKinksのMilk Cow Bluesのような感じで9曲目のSitting There StandingはYardbirdsのThe Nazz Are Blue (あのNazzの名前の由来！)のような感じです。どちらも元ネタより荒れててかっこいい……まぁ、元ネタの元ネタがあるんですがね、今回はスルーで。

10、11はThe Hogs名義のシングル。10曲目のBlues ThemeはエレキバンドのDave Allan & The Arrows (Apache'65でお馴染み！) のカバーでファズギターが暴れてます。寺内タケシとバニーズのファンは聴くべき一品。レッツゴー運命 (名盤！)収録のエリーゼのために並のパワーだもの。

11曲目のLoose Lip Synk ShipはChocolate Watch Bandのファーストアルバム、No Way Outの10曲目に入ってるGossamer Wingsのインストバージョン。最後がまさにフリークアウト。この曲はPebbles vol 3(ESDのPebblesだと vol 2)にも入ってるので有名かも。ちなみにボートラ4曲、全て編集盤の44にも収録されております。

……というワケで、Chocolate Watch BandでOne Step Beyondでした。かっこいいアルバムなので是非、一家に一枚。

噂ではThe Hogsのシングルはあのザッパが手掛けたとか。